プロジェクトの説明

なごちょう氏:売上高営業利益率スクリーニング(応募後に利用開始できます)

■概要

「売上高営業利益率スクリーニング」は開発が完了しており、ご応募後に利用開始いただけるプロジェクトになります。

開発したツールのご利用はこちら

■使い方

売上高営業利益率の高い企業には、競争力の高い企業が多く含まれている傾向があります。そのため、売上高営業利益率の過去平均が高く、かつ過去平均を上回っている銘柄をスクリーニングできることは、主に優良銘柄の中から買い銘柄を発掘する有効なツールとなります。


・ディスコ(6146)の事例

コロナ前と後の売上高営業利益率を比較すると、半導体関連の企業は営業利益率が上昇している例を多く見かけます。コロナによりリモートワークが普及し、デジタルトランスフォーマション、AI活用が加速し半導体の需要が高まったからです。半導体製造装置大手のディスコ(6146)はウエーハ上に形成された多数のICなどを、1個1個のチップに切り出すダイシングマシンで世界70%のシェアを有し、また半導体やセンサー部品などの素材を高精度に研削できるグラインダーでも世界シェア50%を有する企業です。その高いシェアにより、高い競争力また収益性を誇り、同社の売上高営業利益率はコロナ前20年3月期までの3年間でも平均28%と高水準で推移していましたが、コロナ感染拡大以降は更に売上高営業利益率は高まり、21年3月期から23年3月期までの3年間平均では35%まで高まっています。



・JR東海(9022)の事例

JR東海は売上高の90%以上は東海道新幹線の旅客収入であり、東海道新幹線は3大都市圏間の移動では圧倒的な競争力を有することから、コロナ前18年3月期から20年3月期の売上高は1兆8,000億円以上で推移し、営業利益率も35%を超える高い利益率を誇っていました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大により、21年3月期の売上高は55%以上減少し、営業利益も赤字に転じました。現在は旅客需要が回復し、24年3月期見通しの売上高は20年3月期比9割の水準まで回復し、営業利益率も32.1%まで高まる見込みです。2023年の年間訪日外客数は、2,500万人を超え2019年比8割の水準まで回復しました。政府では訪日客数について2030年6,000万人を目標に掲げており、訪日客増加により、今後数年内に19年3月期に記録した過去最高営業利益率37.8%は更新される可能性があると思われます。



・三越伊勢丹ホールディングス(3099)の事例

三越伊勢丹は新型コロナウイルスの感染拡大で、21年3月期業績は大きな打撃を受けましたが、コロナ禍においても売上が拡大した富裕層向けの外商ビジネスを強化し、足元で収益性はコロナ前と比較して格段に上昇しています。旗艦店舗の伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店では買い上げ上位5%の顧客が店舗全体の売り上げの5割を占めるほどになっており、外商の商品・販売のパーソナル化、スピード感のある顧客対応を徹底する改革を進めました。この改革などによりコロナ前20年3月期まで3年間の平均営業利益率は1.9%でしたが、23年3月期営業利益率は14年3月期以降で最も高い水準となる2.7%まで高まりました。水着対策が撤廃され外国人がコロナ前と同じように日本を訪れることが可能になったのは23年4月であり、また新型コロナの位置づけが季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行したのは23年5月からですが、これを待たずして23年3月期には過去10年で最も高い営業利益率を達成しました。24年3月期営業利益率は、それまで自粛ムードが強かった高齢者また訪日外国人の消費が加わり4%程度まで高まる見通しです。(※売上高営業利益率の計算にあたっては、同社は22年3月期より「収益認識に関する会計基準」等を適用していますが、それ以前と比較するためこの会計基準を適用しなかった場合の総額売上高にて計算しました。)

■開発した機能

①直近から指定した過去期間における売上高営業利益率平均について、指定した%以上の銘柄をスクリーニング
 例:直近から過去5期の売上高営業利益率平均が10%以上の銘柄

②異なる期間(直近から指定した過去期間)の売上高営業利益率平均を比較し、指定した%以上の乖離がある銘柄をスクリーニング
 例:直近から過去3期の売上高営業利益率平均が、直近から過去5期の売上高営業利益率平均より10%以上増加している銘柄

③上記①と②をand検索でスクリーニング

■開発した投資ツールへの申込方法

(1)「172.4FSCC」以上を購入
  本プロジェクトへの申し込みは「172.4FSCC以上」が必要になります。
  ※必要なステーキング枚数はFSCC価格によって変更される場合がございます。

(2)下記の「このプロジェクトの申し込みはこちら」からお申し込みください。
  申し込むプロジェクト名は「なごちょう氏:売上高営業利益率スクリーニング」をご記入ください。

なお、なごちょう氏は本投資ツールの内容に注目されていますが、本投資ツールへの申込やFSCCの購入をお勧めしている訳ではありません。これらに関してはあくまでも自己責任でご判断いただくようお願いいたします。

■申込特典

本投資ツール「なごちょう氏:売上高営業利益率スクリーニング」の利用にあたって、申込が必要な範囲と申込が不要な範囲は以下の通りです。

●利用にあたって申込が必要な範囲
本投資ツールにおける「全期間(直近~過去10期)」でのスクリーニング
なお、FSCCの保有を解除した(もしくはFSCCを売却した)時点で、この利用権利が消滅します。

●利用にあたって申込が不要な範囲(全ユーザーが利用可)
本投資ツールにおける「直近~過去5期」でのスクリーニング

■留意事項

・本プロジェクトの投資ツール開発は完了しており、ご応募後に利用開始いただけるプロジェクトになります。

【投資家 なごちょう氏 プロフィール】

200万円の元手を1億円に乗せた実績を持つ著名な個人投資家です。1995年12月から株式投資を始め、超分散投資の長期投資家として活動されているほか、インカムゲインと配当の成長を重視したポートフォリオを組み、X(Twitter)のフォロワーは5万人を超えています。
X(Twitter): https://twitter.com/Nagoya_Tyouki